11月15日・ハノイ日本人学校工場見学会・ホンダベトナム

ハノイ日本人学校工場見学会・ホンダベトナム

  11月15日、ハノイ日本人学校の5年生児童31名をお招きして工場見学会を開催しました。児童たちは授業の中で「世界に誇る日本のものづくり」をテーマに日本の自動車生産について学んでおり、今回の工場見学はその実地検分と位置づけられました。
ご存知の通り、ホンダベトナムはバイク、自動車の生産・販売を生業としています。世界最大規模のバイク工場と世界最小規模の自動車工場が併存しているとてもユニークな会社です。工場見学では、ホンダベトナムについて、また世界に誇るべき日本のバイクづくり、その中でのベトナム市場の位置づけをお話ししました。一通りの会社概要の説明を終えた後、まずは自動車工場の見学です。日本では見られない少量生産ゆえの手作りの自動車づくり。360度見渡せば、ただの骨格しかなかった自動車が、手押しのラインで運ばれ、多くの従業員の器用な部品組み付けを経て、市中を走り回る完成車の姿へと変貌していきます。児童たちはその様子を食い入るように見つめ、目をきらきらと輝かせていました。
自動車工場の次は、バイク工場です。バイク工場は四輪工場と異なり大量生産の工場です。自動車工場の手押しラインを見た直後の児童たちには、そのスピード感は実に刺激的なようで、次々と生産されていくバイクをやはり食い入るように見つめ、またそこに込められた様々な工夫や安全思想に聞き入っていました。

それぞれの工場見学を終えた後には、児童たちとの質疑応答の時間を設けましたが、想定した時間が不足してしまうくらい、元気いっぱいにたくさんの質問をいただきました。一台をつくるためにいくらのお金がかかりますか?という質問“以外”は丁寧にお答えさせていただきました。(笑)
最後に、後日、日本人学校の児童たちから勉強の成果のまとめと感謝の手紙を頂戴しました。どれも一所懸命に取り組んだ気持ちのこもった学習成果です。同様の校外授業は日本全国の小学校でも行われているようですが、在所の関係上、実際に自動車工場やバイク工場がある都道府県は限られており、教科書を踏まえた工場見学を経験できる児童はごくわずかとのこと。住み慣れた日本を離れ、ベトナムの地で元気に育つ子供たちに、これからの彼・彼女らの未来を後押しする経験を提供できたのであればこれほど幸せなことはありません。ホンダベトナムとしては、同様の機会があれば今後とも機会の提供を続けていきたいと心より願っています。

(ホンダベトナム 小沢克行)