7月31日(金)~8月1日(土) ハザン省事業環境視察ミッション

7月31日(金)~8月1日(土) ハザン省事業環境視察ミッション

  2015年7月31日(金)~8月1日(土)、JBAVビジネス情報サービス委員会は、中国国境ハザン省に事業環境視察ミッションを派遣しました。これは、同年5月、ハノイを訪問した同省カン副書記より、日本企業の視察団派遣要望を受けたことによるものです。ミッションには、徳山JBAV会長はじめ、日本側9名が参加。早朝7時にハノイ市内を出発し、車内で昼食を取った後、13時30分ハザン省市内に到着しました(ハノイから陸路6時間強)。
  まずは、ハザン省人民委員会にて、チェン・ティ・ヴィン党書記を表敬訪問しました(グエン・ミン・ティエン人民委員会副委員長、人民委員会各部局長が陪席)。ヴィン党書記によれば、ハザン省は農業が盛んとはいえ、貧しく、その理由として、①岩山が多く、有効に活用できる用地が少ないこと、②中国との国境沿いであり昔から紛争が絶えない地域であったこと、③人材教育が不十分であること等、指摘されました。一方で、同省の発展のために、日本側に対し、①豊富な労働力を活用した農業分野への投資(茶、オレンジ、牛、薬材[糖尿病に効能有り]等)や、②国境付近の国際ゲートであるタントゥイ新経済区(工業団地予定地等)への投資誘致、③観光分野での高い発展可能性があるドンバン高原への投資、④病院、専門学校、交通インフラ等、インフラ整備などの要望が寄せられました。ミッション参加日系企業関係者からは、①石、木材を使った産業の振興、②観光産業発展のため、薬材で有名な“健康長寿の村”や“オレンジ狩り”など農業関連でのレジャーの要素を盛り込むなど、ハザン省でしかできないことをPRすべき、といった提案も出されました。
  その後、タントゥイ新経済区及び中国国境ゲートを視察。夕食は、ティエン人民委員会副委員長主催で行われ、人民委員会関係者と交流を深める良い機会となりました。
  二日目は、早朝より、山岳地帯のクアンバー県を訪問。ビンミン社(※2002年設立の漢方薬材製造・卸。同県は15~22℃の気候が、難しい薬材の栽培に最適)及びオレンジ農家組合(※480haのオレンジ畑を管理。年2回収穫。ハザンブランドは皮が分厚くザラザラしているが、香りが良く高品質)を訪問しました。ティエン副委員長及びクアンバー県知事主催昼食会の後、15時に同県を出発し、19時30分にハノイに到着。
  ハザン省側からは、日本側へ投資・支援を呼びかけたい分野やプロジェクトリストを頂くなど、今後も密な交流を望む旨、要望がなされました。

(2015年度ビジネス情報サービス委員長 川田敦相 ジェトロハノイ)